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ひと 2016.12.27 廃校となった母校から地域活性に挑戦する

文:INITIATIVE編集部

2010年、一つの小学校が22年の歴史に幕を下ろしました。兵庫県淡路島の西側、瀬戸内海に面した県道から脇道に入り、少し坂を上った場所に建つ淡路市立野島小学校。閉校時の全校生徒は26人でした。その後、野島小学校は農業の六次産業化を通じた地域活性化を目的に、「のじまスコーラ」として生まれ変わりました。新鮮な地元食材を使ったイタリアンレストランや地域の農家さんの野菜を扱うマルシェなどがあり、今では年間18万人が訪れる人気の観光スポットとなりました。
そんな「のじまスコーラ」に2016年11月、新しいメンバーが加わりました。旧・野島小学校の最後の卒業生のひとり、岡本穂香さんです。今回は廃校となった“母校”で働く岡本さんにその想いを聞きました。



―― 11月からアルバイトとして働いていると聞きました。

今年の春から神戸市にある短期大学に通っていまして、11月からアルバイトとして働き始めました。今は、のじまスコーラから直線距離で100メートルほどの場所にある姉妹店「miele(ミエレ)」で調理補助の仕事をしています。
私は野島蟇浦(ひきのうら)地区で生まれ育ち、今でも3世代で住む実家で暮らしながら神戸の学校に通っています。せっかくなら大好きな地元で働きたいとアルバイトを探していて、のじまスコーラの求人を見つけて応募しました。



―― のじまスコーラのことは以前からご存知でしたか?

スコーラとミエレには以前から何度も来たことがありました。家族とレストランで食事をしたり、おばあちゃんと一緒にマルシェに買い物に来たり。家族で遊びに行くときに、立ち寄ることが多かったですね。

――「のじまスコーラ」を初めて訪れたときは何を感じましたか?

改装後も外観は以前通っていた野島小学校とほとんど変わりませんでしたが、建物の中に一歩入ると大きく変わっていてびっくりしました。
今は全くそうは感じませんが、最初は正直、ちょっと寂しい気持ちもありましたね。


 
―― 母校が閉校になったときのことは覚えていますか?

野島小学校の、敷地内にビワの木があるなど自然が豊かなところや、校舎のベランダから見渡せる海と山の綺麗な景色が大好きでした。生徒の人数が少なかったので、以前から「もしかしたら…」とは思っていましたが、やはり実際に閉校になると知ったときは悲しかったですね。建物が残されるのかどうかも、当時は知りませんでしたし。

でも、今こうして「のじまスコーラ」に生まれ変わって、卒業生としてたくさんの思い出の詰まった校舎が残っているのは、とても幸せなことだと思います。

―― のじまスコーラができて、地域の雰囲気は変わりましたか?

観光客が増えたなと感じますね。そもそも野島蟇浦地区は昔から観光客がたくさん訪れるような場所ではありませんでしたし、そうなるイメージも全くありませんでした。
しかし、パソナグループが「のじまスコーラ」を作り、「ミエレ」ができて、今年は少し北側に「Craft Circus」をオープンして、テレビやレジャー雑誌などでも大きく取り上げられるようになりました。この数年間の変化に驚いています。


 
―― 野島地区、そして淡路島の魅力とは何でしょうか?

自然が豊かで食べ物が美味しいところですね。
特に野島地区はビワの農家さんが多くて、果物がとても美味しいです。私の実家もブドウ農家をやっています。家の周りは田んぼなどもあり、とても静かでのどかな雰囲気です。星空もとても綺麗に見えますよ。
また、地域の人が温かくて優しいです。近所の人たちも含めて“ひとつの家族”のような雰囲気が大好きです。

―― 神戸の学校に通いながら、地元でアルバイトをしようと思ったのはなぜですか?

私は淡路島が大好きなのですが、淡路のことはあまり知られていないなと感じています。いま通っている神戸の学校の友達に聞いても皆あまり詳しく知らないんです。「淡路島って、何があるん?」って。
私は淡路島を誰でも知っている場所にしたくて、いつも「めっちゃ良いところやで!」ってアピールしています(笑)。


 
―― 淡路島や野島蟇浦への想いを聞かせてください。

私は野島で生まれ育って、この地元に恩返しがしたいといつも思っています。淡路島の魅力や、野島の良さを伝えて、地域の活性化に役立ちたいです。
いま、ミエレの厨房で働いているので、仕事上直接お客様と接する機会は多くはないのですが、島外からのお客様が地元の特産物を使った料理を美味しそうに食べてくれる姿や、景色が綺麗だねと写真を撮っている姿を見ると、とても誇らしく、また嬉しく思います。

ぜひ、のじまスコーラやミエレ、クラフトサーカス(2017年2月まで冬期休業中)に遊びに来てください。そして、美味しい料理を食べて、淡路島の素晴らしさ、そして野島蟇浦の温かい雰囲気を体験してほしいです。
多くの方に淡路島や野島のことを好きになってもらえるよう、私もミエレで頑張っていきます!



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