代表メッセージ

おかげさまで丸2年、PASONA O2(パソナオーツー)パソナグループ代表 兼 社長 南部靖之

パソナグループが東京・大手町の本社地下2階の都市銀行の金庫跡のスペースに就農支援施設「PASONA O2(パソナオーツー)」を開設してから、おかげさまで丸2年を迎えることができました。2005年2月11日のオープン以来、世界各国からの視察団の方々、社会見学の小中学生の皆さん、国内外からの観光客の方々、農協や政府・官庁の関係者の方々、また新聞・雑誌やテレビなどの取材陣の皆さん等々、何万人もの方々に足を運んでいただいたことを、本当に嬉しく思い、心から御礼を申し上げます。

今、「PASONA O2」では発光ダイオードやメタルハライドランプなどの人工光のもと、水耕栽培の稲穂や真っ赤なトマトが実り、ハーブや花々が芳香を放ち、ここを訪れる方々は誰もが目を輝かせ、歓声を上げてくださいます。「でも、なぜ人材派遣のパソナが農業をやるの?」、誰もがそう不思議に思われることでしょう。

【写真】農業インターンプロジェクト

実は私たちには「農業で新たな雇用創出に挑戦する」という大きな夢があるのです。
バブル経済崩壊後、中高年ホワイトカラーやニート・フリーターといった若者の雇用問題が社会問題になりました。一方、日本の農業は高齢化が進み、農業人口は減少の一途をたどり、後継者不足も深刻でした。しかしもし、農業に興味を持つ新たな人材が農業に従事できるよう橋渡しをすることができれば、農業だけでなく、加工や販売など、その周辺にも多くの雇用を生むことができるはずです。

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ところが、日々の食生活は農業と密接につながっているにもかかわらず、私たちの多くは農業とは全く無縁の生活を送っています。 そこで、都会のサラリーマンやOL、学生さんなどに、わざわざ地方に行かなくても都会の真ん中で農業に触れてもらい、農業に興味を持ってもらうきっかけの場所をつくりたいとの思いからオープンしたのがこの「PASONA O2」です。

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「PASONA O2」をオープンして以来、新規就農者数が増え始めたと聞いています。
国も衰退する一方の日本の農業に危機感を持ち、「攻めの農業」への政策を転換しました。しかし、農業改革を実現し、農業を活性化するためには、やはり"農業の新たな担い手"が大きな鍵となります。何よりも大切なのは、やはり「人」であると私は思います。それ故、新たな担い手が農業に入っていくための仕組み、人を活かすためのインフラをつくることは私たちの使命であると考えています。

「PASONA O2」は、年齢・性別を問わず、農業に興味のある人、就農に興味のある人、また緑あふれる空間に癒しを求める人、全ての人に広く開放しています。目で見て楽しみ、直接触れて、農業の楽しさや新しい農業の可能性を、ひとりでも多くの方に感じていただければと思っています。