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トップからのメッセージ

パソナグループの仕事は「人を活かす」こと

南部靖之

パソナグループの仕事は何ですか?と聞かれたら、「人を活かすことです」と私は答えます。たとえば、年齢が高いためになかなか仕事を見つけられない人のためには、その人の能力や経験を活かせる場を見つける努力をする。経験の足りない人のためには、教育・訓練を行い、その人の可能性を引き出すためのお手伝いをする。つまり、「働きたいと願う誰もがそれぞれのライフスタイルに合わせた働き方で、自由にイキイキと、自信と誇りをもって活躍できる社会をつくること」。それが私たちの仕事なのです。より良い社会をつくるため、社会に呼びかけ、変革を実現し、社会に貢献する人たちを"ソーシャル・アクティビスト"と呼びます。パソナグループは、そのような人たちの集合体でありたいと願っています。

働くとは"自分自身を表現すること"です。つまり「生き方」そのものであり、生きざまでもあります。自分が働くことで人に喜ばれ、いかに周りを豊かにするか。働くことを通して夢・志を実現し、結果としていかに社会に貢献するか。そういったことが大切だと私は思っています。高い志とチャレンジ精神に溢れるパソナグループの仲間たちとともに、「誰もが自立した個人として夢をもって活躍できる社会」の実現にむけて、一緒に挑戦していきましょう。


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個人の自由な労働が社会・経済を発展させる」

竹中平蔵

経済学の父 アダム・スミスが『国富論』で、「市場には“神の見えざる手”が働いて、自由に経済活動が行われる中で最適な社会秩序がもたらされる」と説いたのは1776年。アメリカの独立宣言が行われた年のことです。それから230年、世界の経済・社会は大きな変化を遂げてきました。そして、今この瞬間も変化は起こっています。そのような中で私たちに必要なのは、“健全な挑戦者の心”を持って、変化にひるむことなくチャレンジし続ける、そういうマインドセットを持つことであると思います。

その上でアダム・スミスのもう一つの貢献は、「価値の源泉が労働である」ということを明示的に述べたことです。当時は、たとえば海外の植民地から金銀を持ち帰ることで国を豊かにしようというような、国が商業資本を支配する「重商主義」という考え方が主流でした。それに対してアダム・スミスは、「そうではない。自由な競争が国全体を豊かにする。人間の労働が価値を生み出すのだ」と主張しました。私たちパソナグループは、「誰もが自由に好きな仕事を選択することができ、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができる社会」を目指しています。これはまさにアダム・スミスが考える社会のあり方にも通じるものです。

現在、少子高齢化とグローバル化、またIT化の急激な進行により、日本の労働市場は大きな変化の時を迎えています。同じ職種の仕事であれば、賃金は地球規模で比較して低い水準に収斂していき、単純作業はますますコンピュータにとって代わられるでしょう。このような状況下で日本の経済・社会を豊かにしていくためには、人材という最も重要な“資源” をフルに活かし、社会全体の生産性を向上させることが不可欠です。そのためには、多様な価値観を認め、労働を通じて各人が自立する仕組みのあり方も問われます。一人ひとりの個人が自由に仕事を選び、自己実現をはかる。それが人生を豊かにし、結果的に経済を成長させ、国を豊かにする。日本の経済・社会がこれからも発展していくためには、個人の自由な働き方を認め、雇用に関わるさまざまな制度的格差を解消していくことが必要です。

「一身独立して一国独立す」。個人が独立することで、その集合体である国も独立できる、という福沢諭吉の言葉です。まさに、「働きたいと願う一人ひとりを活かし、その自立をサポートする仕組みを創る」ことを目指すパソナグループの使命感・志に合い通じるものです。私たちパソナグループはこれからも、「社会の問題点を解決する」ことで、誰もが自由に働き、豊かさを感じることのできる社会を実現するために、「クールヘッド、ウォームハート」の精神で、たゆまず挑戦していきます。

竹中平蔵サイン