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News&Topics

CSR

2009.10.26

「全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」にて
パソナグループ 知的障害を持つ社員による
『アート作品展』&『アート商品販売』を実施

総合人材サービスを手掛ける株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、10月30日(金)、31日(土)に「全国障害者技能競技大会(以下、アビリンピック)」と同時に開催される「障害者ワークフェア2009」(ひたちなか市総合運動公園)にて、知的障害を持つパソナハートフル社員が手掛けた“オリジナルアート商品”の販売をいたします。
また、10月24日(土)~11月1日(日)にはファッションクルーズニューポートひたちなかで、障害を持ったアーティストたちによる『アート作品展』を開催いたします。

パソナハートフルでは、障害者アーティストによる作品展示、オリジナル商品の販売を通じて、アビリンピックで活躍する選手たちに、“アート”でエールを贈ってまいります。

※ 「全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」とは
アビリンピックは、アビリティ(ABILITY=能力)とオリンピック(OLYMPIC)を合わせた造語。障害のある方が就職して自立するという考え方を広めるとともに、雇い主や社会全体に理解してもらうことを目的に開催。同時開催の技能五輪と合わせて、約1400名の選手が参加。


「障害者ワークフェア2009」アート商品販売

日時   2009年10月30日(金) 13:00~17:00
2009年10月31日(土) 9:00~17:00

▲オリジナルアート商品
場所 ひたちなか市総合運動公園
内容 特例子会社パソナハートフルの知的障害を持った社員が手掛けた「オリジナルアート商品」の販売

「ファッションクルーズニューポートひたちなか」アート作品展

日時   2009年10月24日(土)~11月1日(日)
▲ アート商品の作成風景
 (東京都三鷹市にて)
場所 ファッションクルーズニューポートひたちなか
(常磐線「勝田駅」下車/北自動車道「ひたち海浜公園IC」)
内容
・知的障害をはじめとする障害を持ったパソナハートフル社員が手掛けた作品 計45点
・「オリジナルアート商品」の販売(10月30日、31日のみ)
お問合せ パソナハートフル
TEL 03-6734―1094

【 作品を出展する『アーティスト社員』と、アート村で活躍する『障害者アーティスト』のご紹介 】


森田 守氏

森田 守
(知的障害/アーティスト社員)

幼稚園の時に「ぶどう」の描き方を教わったことで、絵が好きになり描き出す。2007年には『アーティスト社員』として入社。仕事として絵を描き続けられることに喜びを感じると共に、たくさんの人に見ていただき、喜んでもらえる作品づくりを目指す。

作品「万寿しゃげ」(ペン画)
アーティスト森田守と、作品「アカシアミモザ」

佐竹 未有希氏

醍醐 恵子
(知的障害/アーティスト社員)

12歳より絵をはじめ、多数の個展を開催。2005年よりアート村プロジェクトの「ガラス絵講座」を受講し、2006年パソナハートフルに『アーティスト社員』として入社。油絵やガラス絵など、幅広い作品を手掛ける。カラフルでダイナミックな作品が特徴。見る人が優しい気持ちになれる絵を描くことが夢。

作品「飛び舞うトンボたち」(ガラス絵)
アーティスト醍醐恵子と、作品「バースデイケーキ」

佐竹 未有希氏

友永 太
(知的障害/アーティスト社員)

3歳より絵を描き始めるアクリル画・ガラス絵・ペン画・水彩画等あらゆる画材にて、あらゆるものを描く天賦の才をもつ。実物を目の間にしてあっという間に描きあげ、作品はだんだんと紙に収まらないほど大きくなり、紙を継ぎ足しながら描いていく。

作品「飛び舞うトンボたち」(ガラス絵)
アーティスト友永 太と、作品「オーケスラ」

パソナグループでは1992年より社会貢献活動のひとつとして、障害者の芸術活動による能力開発、就労分野の拡大を目的とした『アート村プロジェクト』に取り組んでまいりました。プロジェクトでは“才能に障害はない”をコンセプトに、“アート”を通じて障害者の社会参加や自立を支援する様々な活動を行っています。
2003年には、障害者の更なる雇用創出に取り組むべく、特例子会社パソナハートフルを設立しました。パソナハートフルでは、オフィス業務だけでなく、芸術活動を通じて様々な作品を制作する『アーティスト社員』という独自の障害者社員を採用しており、今回の作品展でもアーティスト社員が手がけた作品を展示するほか、アーティスト社員の作品を配した“オリジナルアート商品”を販売も行います。
「アート制作」で才能を発揮する社員メンバーの取り組みを通じて、一人でも多くの方々に“才能に障害はない”を実感していただければ幸いです。


【ご参考】パソナグループの障害者雇用の取り組み

1989 「ハートフルセミナー」開始
障害者同士のネットワーク作りや能力発見の場を提供する様々なイベントや講座を開催
1992 アート村プロジェクト設立
“才能に障害はない”をコンセプトに、就職が困難な障害者の支援と障害者雇用を希望している企業の雇用問題の解決を目的とした『アート村』を設立。
1993 7~11月 シリーズ勉強会「障害者雇用を学ぶ」開催
1994 「アート村六本木」オープン
アトリエやギャラリーを設置し、障害者アーティストの作品を展示
1999 7月 日本初の障害者の人材派遣をスタート
2001 3月~ 障害者のための派遣登録説明会開催
「紹介予定派遣」を障害者雇用に活用するためのセミナーやコンサルティングの実施
2003 4月 パソナ 特例子会社「パソナハートフル」設立
障害者の更なる雇用拡大を目指し、「株式会社パソナハートフル」を設立
2004 養護学校(現:特別支援学校)生徒のインターンシップ受入れ開始
パソナハートフルの『ジョブコーチ』が、企業就労に必要なビジネスマナーやビジネススキルの職能開発をサポート。これまで約130名の生徒を受け入れている
2006 7月 「アート村工房」を学校法人武蔵野東学園内(東京都三鷹市)に開設
アート商品の企画・制作・販売を通じて障害者の自立支援を行う『アート村工房』を開設
2006 9月 「ゆめファーム」開設
千葉県八千代市に、社会福祉法人 実のりの会「ビック・ハート」との共同事業で、農業での障害者の自立支援を行う『ゆめファーム』を開設
2009 4月 「アート村工房・流山」開設
千葉県流山市に、特別支援学校流山学園に通う生徒の親の会KOYOクラブと協力し、『アート村工房・流山』開設

パソナグループは、就労を希望するあらゆる方々の能力や才能を発揮できる機会をつくり、雇用創造という大きなテーマに取り組む中で、障害者の雇用創出にも取り組んでまいりました。1992年には、『アート村プロジェクト』を設立、これまで100名以上のアート村アーティストを育成してまいりました。
2003年には、障害者の更なる雇用創造に取り組むべく、特例子会社の株式会社パソナハートフルを設立。障害者が存分に能力を発揮できる職場環境の整備を推し進め、 障害者と健常者が共に社会参加できる「共生」の場を様々な形で創り出しています。
2006年7月には、アート商品の企画・制作・販売を通じて自立支援を行う施設『アート村工房』を開設。さらに9月には千葉県八千代市に、農業分野における障害者の自立支援を行う『ゆめファーム』を開設しました。
2009年4月には地域の中に障害者の雇用を創造するため、障害者の親の会と協力し、千葉県流山市に『アート村工房・流山』を開設しました。



▲障害者アーティストの発掘・育成のための公募展『アート村・夢のデザイン大賞』。
これまで150名を超えるアーティストが誕生しました

▲ 今年4月に開設した『アート村工房・流山』。特別支援学校に通う生徒の親の会と協力し、地域の中に障害者の雇用を創造しました
 
報道関係の方からのお問い合わせ
株式会社パソナグループ 広報室
電話番号 03-6734-0215
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