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2017.08.09
株式会社丹後王国(本社:京都府京丹後市弥栄町、代表取締役社長 伊藤真人)は、地域産業の担い手となる「酪農」や「観光牧場」分野での人材育成を目的に、パソナグループJOB HUB SQUARE(東京都千代田区大手町)13階に都市型牧場『大手町牧場』を8月9日(水)に開設いたしました。 『大手町牧場』では、酪農に関するセミナーや専門講師を招いた人材育成講座を開催し、実際に就労を希望される方には西日本最大級の道の駅 丹後王国「食のみやこ」(京都府京丹後市)でのインターンシップの受け入れなど、就労機会の提供を行ってまいります。また食の安全を学び、健康な食生活を送るための「食育」講座を行ってまいります。 さらに夏休み期間には、牛乳を使って自らアイスクリームを作る体験講座を開催いたします。 現在、国内の乳用牛の飼養戸数は16,400戸となり、20年前と比べてその数は半数以下に減少しています(農林水産省 畜産統計)。また農業全体では新規就農者数は増加しているものの高齢化が進み、2017年の基幹的農業従事者数は151万人となり、20年前から約4割減少しています。(農林水産省 農業構造動態調査)
この度、『大手町牧場』を開設する株式会社丹後王国は、2015年から京都府・京丹後市の支援のもと、西日本最大級の道の駅『丹後王国「食のみやこ」』を地元企業とともに運営しています。道の駅では、地域の第一次産業の活性化を目指して生産から流通・販売、また人材育成を担う「10次産業化拠点」として、地域食材にこだわったレストランやカフェ、地元特産物のショップを運営しています。加えて、施設内には観光牧場を設けており、大人から子供まで動物と触れ合うことで、動物への親しみや酪農を初めとする農業分野への興味・関心を高めるきっかけとなる体験を提供しています。 今回の『大手町牧場』では、丹後王国「食のみやこ」内で提供している牧場機能を東京・大手町で実施し、深刻な担い手不足に直面する「酪農」や「観光牧場」分野での人材育成を目指して都市型牧場を運営してまいります。