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2017.10.05
株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 COO 佐藤司、以下パソナ)は、パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長 藤井秀樹、以下パクテラ)と協業し、保険会社を対象に、手書きによる申込書などの書類の処理業務を、AI(人工知能)搭載OCR(※1)と、RPA(※2)を組み合わせて自動化することで企業の業務効率化を支援する『AI搭載OCR×RPA導入支援サービス』を10月5日(木)から開始いたします。
少子高齢化の進展によって今後更なる競争激化が予測される日本の保険業界では、保険商品や募集チャネルの多様化・複雑化、コンプライアンスに対する取り組みの強化などを背景に、業務の簡素化・効率化・自動化に対するニーズが高まっています。 これまでも保険業界では、手書きによる申込み書類や請求書、保険金・給付金請求に必要な診断書などの帳票書類の自動データ化や、システムとの連携による業務の自動化が進められてきました。しかし、OCRによる文字認識やRPAソリューションを導入する企業は増えているものの、従来のOCRでは手書き文字の認識性能が低く、また、保険業界の業務性質を十分に把握しない状態でのRPAの導入は、期待通りの業務改善に至らないケースが多いのが現状です。 そこで、この度開始する『AI搭載OCR×RPA導入支援サービス』では、パソナが持つBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)やRPA運用人材の育成・派遣のノウハウ、パクテラが持つ保険業界のインサイトおよび保険業務に専門特化したコンサルティング手法を組み合わせ、AIを搭載した高精度のOCR とRPAソリューションを保険業界に最適化してモジュール化・パッケージ化して提供いたします。保険業務の部分的な改善に留まらず、フロントオフィスからバックオフィスに至るまで、全体最適な業務効率化を支援いたします。 パソナとパクテラは本協業を通して、AI搭載OCRとRPAによる新しいソリューションを提供し、企業のさらなる業務改善と生産性向上の推進支援を拡充していくと共に、貴重な人材を煩雑な事務作業から、より付加価値の高いコア業務に集中させることで、現場業務の価値向上および働き方改革に貢献してまいります。 (※1)OCR(Optical Character Recognition/Reader、光学的文字認識)とは、手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術 (※2)RPA(Robotic Process Automation)とは 、「仮想知的労働者(Digital Labor)」とも言われる、ロボットによる業務自動化の取り組みのこと