株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 COO 中尾慎太郎)は、Microsoft社と連携し、エキスパートスタッフ(派遣スタッフ)を対象に日本国内の人材サービス会社として初めて、デジタル人材育成プログラム「Code; Without Barriers in Japan」の提供を、本日5月2日(木)より開始いたします。
本取り組みを通して、パソナに登録する女性のエキスパートスタッフ1万人の育成を行ってまいります。
政府は、「デジタル田園都市国家構想総合戦略」の中で、2026年度までに230万人のデジタル人材の育成を目指しています。デジタル人材需要も高まる一方、IT関連の公的職業訓練における女性の利用率は低く、またIT技術者の割合も約20%に留まっており、女性のデジタルスキル向上の取り組みと就労支援が重要となっています。
この度、パソナはMicrosoft社が提供するデジタル人材育成プログラム「Code; Without Barriers in Japan」をエキスパートスタッフ向けに展開。同プログラムでは、Microsoft社の生成AIツール「Microsoft Copilot」の基礎知識や、その具体的な活用方法等が学べる研修講座をオンラインを中心に提供。
そして同プログラムを修了したエキスパートスタッフ向けには、キャリアコンサルティングを実施し、希望する職種での派遣就業をサポートするとともに、必要に応じて追加のスキルアップ研修等も行ってまいります。
また、今後パソナでは「Microsoft Copilot」の活用を検討する顧客企業向けに導入支援サービスを提供するほか、顧客企業内で「Microsoft Copilot」を活用できる人材を育成する内製化支援も行ってまいります。
パソナは、本取り組みを通して、政府が進めるデジタル人材の育成・輩出に寄与するとともにリスキリングによる女性の新たな就業機会の創出に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社 執行役員
チーフラーニングオフィサー プロフェッショナルスキル開発本部長
姜 希仙(KANG Heesun)氏のコメント
マイクロソフトは、日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、企業がデジタルスキルを強化することで成功と持続可能性を実現できるよう支援しています。今回この「Code; Without Barriers」プログラムを日本に導入し、女性を中心にAI スキル獲得の機会を提供することを誇りに思います。このプログラムは、IT業界におけるジェンダーギャップの問題にも取り組み、多様性と包括性を促進する重要な一歩となるでしょう。このプログラムの日本立ち上げにあたり株式会社パソナ様とのパートナーシップにより多くの女性にスキル獲得の機会をお届けすることを大変うれしく感じています。
株式会社パソナ 代表取締役社長 COO 中尾慎太郎のコメント
弊社は管理職の約50%、またエキスパートスタッフ(弊社派遣スタッフ)の約90%が女性です。
これまでシングルマザーの就労支援や女性起業家の育成、女性幹部候補育成プログラム、女性の健康サポートプログラム等、働く女性が活躍できる社会の実現に寄与してまいりました。本プロジェクトでは、“AIは人の能力と可能性を広げる”という考えのもと、エキスパートスタッフのリスキリング・新たなキャリア構築に伴走いたします。
これからも、性別・年齢・国籍・障害の有無にかかわらず、一人ひとりが夢と誇りを持って活躍できる社会を目指して、多様な働き方の提案やキャリア形成支援、安心して働ける環境づくりを通じて、新たな雇用を創造してまいります。
※Microsoft、Microsoft 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
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