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News&Topics

地域活性・農業

2011.10.05

パソナグループ 兵庫県淡路市の廃校を用いた地域活性化プロジェクト
『旧野島小学校施設用地利活用事業』について

株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之、https://www.pasonagroup.co.jp/)は、兵庫県淡路市の『旧野島小学校施設用地利活用事業』において、淡路島内にある廃校「旧野島小学校」の譲渡を受け、農業の六次産業化を通じて地域活性化を担う拠点として、来年3月の開設を目指してまいります。

パソナグループでは、"農業分野"での雇用創出を目指すプロジェクトとして、2003年から独立就農希望者を育成するプログラムや農業分野での経営を学ぶ農業ビジネススクールなど様々な取り組みを行ってまいりました。兵庫県淡路島では、2008年10月から独立就農支援プロジェクト「チャレンジファームin淡路」を実施しているほか、今年4月からは音楽家などの芸術家が独立や就農を目指す人材育成プログラム「ここから村」を展開しています。また、同年8月からは、農業を通じて被災地域での産業復興を担う人材を育成する「東北復興・淡路島ファーム」もスタートさせており、現在パソナグループでは淡路島で約200名の若者を雇用して、農業を通じた人材育成と地域活性化に向けた取り組みを行っています。

そしてこの度、パソナグループは、児童数の減少などで2010年4月に閉校した旧野島小学校の施設の譲渡を受け、更なる一次産業の復興と島内の雇用創出を目指して、同小学校を地域活性化拠点として改装し、来年3月の開設を目指してまいります。

当拠点は、農業を中心とした加工品の開発や流通、販売、観光、研修等あらゆる機能を持つことで、農業分野の雇用創出を推進すると共に、島内外から多くの方々が訪れ賑わう"地域交流の場"となることを目指してまいります。
パソナグループは今後、当拠点を全国の地域活性化のモデルとして活用し、更なる地域活性化に努めてまいります。


「旧野島小学校施設用地利活用事業」について

概要 「旧野島小学校」を2012年3月を目処に地域活性化を担う拠点として開設する
【施設機能】 (※今後変更になる可能性があります)
・新規就農支援プロジェクトの事務局機能
・チャレンジファームや地元農家の農作物の加工や販売
・地域交流、地域活性化の場としてカフェなどの運営
・水耕による生薬栽培などの研究
医農連携など新しい農業分野の創造

▲旧野島小学校の跡地

場所 旧野島小学校 (淡路市野島蟇浦字半田841番5)
予定 2011年10月  着工
2012年3月  全館の営業開始 (予定)
問合せ 株式会社パソナグループ 事業開発部
電話番号 03-6734-1070

【参考資料】 淡路島での農業人材育成プロジェクトについて

【パソナチャレンジファーム in 淡路】
開始 2008年10月
参加者 12名
内容 本格的に就農、農業分野で起業したい人材を支援する農業ベンチャー支援制度。栽培技術だけではなく、実際の農業経営を学び、就農希望者一人ひとりが持つ得意分野を生かした独立就農者の育成及び農業関連会社の立ち上げを支援していく。
【パソナインターンプロジェクト in 淡路】
開始 2010年6月
参加者 4名
内容 農業に興味はあるが農業をする機会がなかった方に、農業に挑戦する機会を提供することで、自分自身の適性を試してもらうインターンシッププログラム。
【ここから村】
開始 2011年4月
参加者 150名
内容 音楽家などの芸術家が、プロとしての自立や独立就農を目指す人材育成プログラム。参加者は、芸術家に必要な企画力やマネジメントスキルのほか、農地でのOJT研修を通じて、新規就農に必要な基礎知識・技術を学び、"半農半芸"という新しい兼業スタイルで若者を育成している。
【東北復興・淡路島ファーム】
開始 2011年8月
参加者 17名
内容 東日本大震災で被災された方を対象に、農業を通じて被災地域での産業復興を担う人材の育成を目指す。
社会人として必要なビジネスの基礎を習得するビジネス基礎研修や、農業研修では耕作放棄地を開墾し、塩害などに強いヒマワリや菜の花などを栽培。これらの種を食用油や燃料などに活用する技術を学び、地産池消による地域資源の活性化を促し、将来、被災地域の産業振興に役立ててもらう。

 

報道関係の方からのお問い合わせ
株式会社パソナグループ 広報室
電話番号 03-6734-0215
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