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2012.03.19
株式会社パソナ (本社:東京都千代田区、代表取締役会長CEO 南部靖之、www.pasona.co.jp) は、新卒未就労者を対象にした就労支援プログラム「パソナフレッシュキャリア社員制度」に、新たに最長3年間はパソナ社員として、社会人に必要なビジネススキルや専門知識を身につけながら、「グローバルビジネス」「農業経営」「ベンチャー起業」をテーマにしたコース別の就労機会を提供する「ギャップチャレンジプログラム」を4月1日から開始いたします。
今年度大学を卒業する若者の就職内定率は80.5% (2月1日時点)、前年同期比で3.1%増となり、回復がみられているものの、今年も大学や短大等を卒業する若者10万人前後が就職を希望しながらも就職することができない状況が続いています。 学校卒業と同時に一斉に企業への就職を目指す現在の新卒就職市場では、景気動向などの社会環境の変化の影響を受けやすく、また価値観が多様化する若者にとっても職を選ぶ選択肢が乏しいため、雇用のミスマッチに繋がりやすい問題があります。 若者がより充実した就職活動を送るには、学校卒業後も多様な選択肢の中から自分のやりたい仕事や働き方に挑戦し、様々な経験を積みながら自身のキャリア形成をしていくことが必要です。
パソナでは、2010年から働く意欲がありながら就職できなかった新卒学生に、社会人として必要な教育研修と就労機会を提供する「パソナフレッシュキャリア社員制度」を実施し、これまで約4000名の就職支援を行ってまいりました。また2011年4月からは、兵庫県淡路島で、「半農半芸」という新しい働き方を提案し、音楽家等の芸術家を中心にした独立、就農支援プログラムを実施しています。 そこでこの度パソナは、従来の企業への就職を目指す「パソナフレッシュキャリア社員制度」に、新たに最長3年間はパソナの社員として採用する「ギャップチャレンジプログラム」を開始いたします。同プログラムは、「グローバルビジネス」「農業経営」「ベンチャー起業」の3つのコースで募集し、「共通カリキュラム」として兵庫県淡路島で3ヶ月間、座学やOJT研修を織り交ぜた基礎研修を実施いたします。また島内の「パソナチャレンジファーム」で農業実習に参加することで、社会人に必要なコミュニケーション力等を養うほか、午後からはビジネスに関する専門的な研修講座を提供いたします。基礎研修終了後は、専門コース別に首都圏や関西圏、淡路島内で就労機会を提供して、日本の将来を担う人材の育成に努めてまいります。
パソナグループでは、「学校卒業=就社」というこれまでの就職スタイルだけではなく、卒業後も様々な社会経験を通じて若者のキャリア形成を支援し、多様な価値観に応じた新しい就職スタイルを提案することで、若者がイキイキと社会で活躍できる雇用インフラの創造を目指してまいります。
1.グローバルビジネスコース 2.農業経営コース 3.ベンチャー起業家コース