事業戦略中期ビジョン「PASONA GROUP VISION 2030」
当社は、2026年5月期から始まる5ヵ年を「PASONA GROUP VISION 2030」と位置付け、収益構造の改革及び新たな事業成長に向けた成長戦略により、持続的な企業成長と更なる企業価値の向上を目指してまいります。
(1)パソナグループが目指す社会
【長期VISION】NATUREVERSEの実現
(※)NATUREVERSE(ネイチャーバース)とは、パソナグループが目指す、人と自然、テクノロジーが共生し、人々が思いやりの心でつながる、真に豊かな世界
(2)2030年5月期 財務目標
売上高 4,000億円、経常利益率5%、ROE8%以上、PBR1倍超
(3)重点戦略
① 事業戦略
・BPOソリューションの高付加価値化
(2030年5月期目標/売上高 1,700億円、売上総利益率 24.0%)
X-TECH BPOへの進化と専門分野の拡大
・地方創生・観光ソリューションの深化
(2030年5月期目標/売上高 200億円、営業利益 20億円)
地方の持続可能な成長モデルの確立
・新産業の創造
NATUREVERSEの実現に向けた新たな事業基盤の確立
② 人的資本の強化
③ DXの強化
(4)資本政策
① キャッシュアロケーション
新規事業投資や設備投資、M&A投資などの成長投資に充当するとともに、経営基盤の強化および株主還元に充当することで企業価値の向上を目指す。「PASONA GROUP VISION 2030」の進捗およびキャッシュポジションを考慮し、適宜、配分の見直しを行う。
② 株主還元
業績に応じた株主還元を実施することを基本方針に、連結配当性向40%を目処とするとともに、「PASONA GROUP VISION 2030」の期間中は、一時的な業績変動に左右されることなく、継続的かつ安定的な配当を実現するため、1株当たり75円を下限とした配当維持または増配を実施する累進配当を導入する。