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パソナグループは今期の重点戦略の一つとして、「新規事業の創造」を掲げています。今の時代、何をするにしても、大切なのは「健康」です。からだの健康、こころの健康、社会的な健康、これをWHOは「Well-being」と定めています。パソナグループでは、Well-beingが実現する社会を「NATUREVERSE(ネイチャーバース)」と命名し、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンのタイトルにしました。
「NATUREVERSE」には、3つの要素があります。 1つ目は、からだの健康を創る「自然との共生」です。パソナグループでは2003年から、日本の未来を担う基幹産業である農業分野の雇用創造に挑戦してきました。東京・大手町で、気候変動に対応できる世界初の地下農場に挑戦。また、ビル全体の緑化や都市牧場で、農業の雇用創造や人材育成を行ってきました。現在も、農業人材の育成や自然循環型の農業に取り組んでいます。 NATUREVERSEの2つ目の要素は、こころの健康を創る「文化創造」です。農業と音楽、オフィスワークと芸術など、「半農半芸」で複数の仕事を両立し、心豊かな働き方ができる社会を創ります。 NATUREVERSEの3つ目の要素は、社会的な健康を創る「Mutual Society」。すなわち、互助の社会です。競争社会の中で、いつの間にか私たちが忘れてしまった、人への思いやりや助け合いの心が、今、一番必要とされていることではないでしょうか。これからも「互助の精神」のもと、家庭の主婦や就職難の若者、中高年、障害者など、雇用弱者とされる方々を支援し、多様な働き方を創ります。
こうした「NATUREVERSE」の世界の実現に向けて、私たちは、大阪・関西万博とその先の未来を見据え、「Well-being産業」の創造による更なる事業成長を目指してまいります。 パソナグループは創業以来、50年にわたり、『企業という車は、利益と社会貢献の両輪相まって前進する』という言葉を胸に、様々な事業を展開してきました。私たちの不変の企業理念は、「社会の問題点を解決する」。これからも、ソーシャルソリューションカンパニーとして、社会に必要とされ続けるロングセラーを目指し、次なる50年に向けて果敢に挑戦する決意です。
2024年8月