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当社は1976年の創業以来、「社会の問題点を解決する」という不変の企業理念のもと、誰もが自由に才能を活かして、心身ともに健康でイキイキと活躍できる社会の実現を目指して、これまで様々な事業を展開してまいりました。私たちの仕事は「人を活かすこと」です。 当期、当社は創業から50年の節目を迎えました。2024年5月期には連結子会社の株式を売却したことから事業ポートフォリオの構成が変化しており、当期は次の50年を見据えた新たな成長戦略の策定に取り組んでまいりました。そして次の50年に向けては、これまでの事業ノウハウ及びネットワークを礎に、新たな「Well-being産業」を創造し、あらゆる人々の「からだの健康・こころの健康・社会の健康」が実現した「NATUREVERSE(ネイチャーバース)」(※)の世界を目指してまいります。 そこで、2026年5月期から始まる5ヵ年を「PASONA GROUP VISION 2030」と位置付け、収益構造の改革及び新たな事業成長に向けた成長戦略により、持続的な企業成長と更なる企業価値の向上を目指してまいります。 詳細につきまして、2025年7月15日付「「PASONA GROUP VISION 2030」に関するお知らせ」及び2025年7月17日開催予定の「2025年5月期決算説明会」の公表資料をご覧ください。 (※)NATUREVERSE(ネイチャーバース)とは、パソナグループが目指す、人と自然、テクノロジーが共生し、人々が思いやりの心でつながる、真に豊かな世界
2026年5月期においては、BPOソリューションでは大型受託案件のピークアウトによる減収影響を、前期同程度の規模で受けるものの、AI等のデジタルテクノロジーの更なる進化や人材不足を背景に、業務の効率化や迅速な事業立ち上げを支援するBPOサービスの需要は引き続き堅調に推移すると見込んでおります。次期は、オペレーションの効率化を図ることにより粗利率の更なる改善にも取り組んでまいります。また、景気の回復が持続する中で、企業の人材採用意欲は継続するとみており、人材派遣事業や人材紹介事業などの人材需要が拡大するとともに、大手企業を中心に企業組織の構造改革が進むため、再就職支援事業の需要も拡大すると考えております。また、観光による地方の持続的な成長モデルの確立を目指している地方創生・観光ソリューションでは、インバウンドや大阪・関西万博の開催によって観光客が増加しており、ターゲットごとの集客施策やブランディング戦略、体験価値の向上に取り組むことで収益を拡大し、事業を成長させてまいります。
これらの結果、2026年5月期の売上高は330,000百万円(当期比6.7%増)、上記事業収益の改善に加え、全社コストの見直しも行うことで、営業利益は2,500百万円(当期は△1,237百万円)、経常利益は2,800百万円(当期は△460百万円)を見込んでおります。親会社株主に帰属する当期純利益は500百万円(当期は△8,658百万円)を計画しております。
(単位:百万円)
(2025年7月)
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