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HR・就労支援

2026.08.04

パソナセーフティネット『管理職の孤独に関する実態調査』管理職の約65%が職場で「孤独を感じる」と回答
~約40%が悩みやストレスを生成AIに相談、約77%が管理職への支援が必要と回答~

法人向けメンタルヘルスサービスを提供する株式会社パソナセーフティネット(本社:東京都港区、代表取締役社長 新村達也)は、全国の管理職503名を対象に、職場で感じる孤独感の実態や背景、相談行動、支援ニーズ等を把握する「管理職の孤独に関する実態調査」を実施しました。
調査の結果、64.8%が職場で孤独を感じることが「よくある」または「ときどきある」と回答しました。また、40.7%が管理職としての悩みやストレスを生成AIに相談することがあると回答したほか、77.3%が管理職の孤独を和らげるサポートを必要と回答しました。

<調査概要>
調査名称:管理職の孤独に関する実態調査
調査期間:2026年4月20日~27日
調査対象:全国で就業する20代~60代の管理職(課長・部長クラス)
回答者数:503名(男性255名、女性237名、その他11名)
調査方法:インターネットを通じたアンケート方式
調査主体:株式会社パソナセーフティネット

【調査結果のポイント】

◆管理職の64.8%が職場で孤独を感じることが「よくある」または「ときどきある」と回答。一方、「まったくない」は9.5%にとどまった。本調査では、管理職が感じる孤独に関する状況や感覚を、「ギャップ型」「板挟み型」「抱え込み型」「距離・壁型」の4類型に整理して質問した。「部下やメンバーとの価値観・熱量のズレ(ギャップ型)」(34.2%)、「経営層と現場の板挟み(板挟み型)」(33.2%)、「判断や責任を一人で抱える(抱え込み型)」(29.8%)が上位となった。

◆孤独感は「役割遂行のために、ある程度避けられないもの」と回答した管理職は56.3%にのぼった。また、孤独を感じる頻度が高い人ほど、「管理職にとって避けられないもの」と感じている傾向がみられた。

◆管理職の40.7%が、悩みやストレスについてChatGPTなどの生成AIツールに相談することがあると回答。孤独を「よく感じる」と回答した43.7%が生成AIに「よく相談する」と回答し、孤独を感じる人ほど生成AIを相談相手として活用する傾向がみられた。

◆管理職の孤独を和らげるサポートについては、管理職の77.3%が「必要」と回答。孤独を「まったく感じない」と回答した58.3%においてもサポートが「必要」と回答しており、孤独感の有無にかかわらず、管理職支援へのニーズが広がっていることが示された。

※調査結果はすべて小数第2位を四捨五入しています。合計値は四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

管理職の64.8%が、職場で孤独を感じることがあると回答

管理職として働く中で、職場で「孤独を感じる」と思うことはどの程度あるかを尋ねたところ、「よくある」(17.3%)「ときどきある」(47.5%)の合計は64.8%だった。一方、「あまりない」(25.7%)と「まったくない」(9.5%)の合計は35.2%だった。
性別・年齢別で比較すると、女性30代では「よくある」(33.3%)「ときどきある」(51.0%)の合計が84.3%と最も高かった。

Q1. 管理職として働く中で、職場で「孤独を感じる」と思うことはどの程度ありますか。

管理職が感じる孤独は「価値観・仕事への熱量のズレ」「板挟み」「責任の抱え込み」が上位

本調査では、管理職が感じる孤独に関する状況や感覚を、「①ギャップ型(価値観や熱量のギャップ)」「②板挟み型(上司と部下の板挟み)」「③抱え込み型(相談相手の不在・抱え込み)」「④距離・壁型(役職による距離や壁)」の4類型に整理して尋ねた。

全体では、「部下やメンバーとの間に、価値観や仕事への熱量のズレを感じる(ギャップ型)」(34.2%)が最も多く、次いで「経営層と現場の間で調整役となり、板挟みになっている(板挟み型)」(33.2%)、「判断や責任を自分ひとりで抱えている(抱え込み型)」(29.8%)が続いた。
性別および年齢別にみると、30代女性では、「判断や責任を、自分ひとりで抱えていると感じる」が47.1%となり、全体の29.8%を17.3pt上回った。また、「困っていても、助けを求めづらい雰囲気がある」(31.4%)が全体の17.1%を14.3pt上回った。
このことから、30代女性では、判断・責任等の抱え込みや助けを求めにくい環境に関する回答割合が、全体より高い結果となった。

Q2. 管理職として働く中で、次のような状況や感覚を経験していますか。(複数回答可)


孤独を「よくある」と回答した層は、チームの業務パフォーマンスへの満足度が低い結果に

「現在のチームの業務パフォーマンスについての満足度」について尋ねたところ、「非常に満足している」(10.5%)「ある程度満足している」(58.1%)の合計は、68.6%だった。また、職場で孤独を感じる頻度とのクロス集計では、孤独を感じることが「よくある」と回答した層のうち、チームの業務パフォーマンスについて「非常に満足している」または「ある程度満足している」の合計は57.4%だった。一方、孤独を「まったくない」と回答した層では75.0%だった。
孤独を「よくある」と回答した層の方が「まったく感じない」と回答した層より、チームの業務パフォーマンスに満足している割合が低い結果となった。

Q3. 現在のチームの業務パフォーマンスについて、どの程度満足していますか。


56.3%が、管理職の孤独は役割上「ある程度避けられない」と回答

孤独感を、「『役割遂行のために、ある程度避けられないもの』だと感じるか」について尋ねたところ、「はい」が56.3%、「どちらともいえない」が33.0%、「いいえ」が10.7%だった。
孤独を「よく感じる」と回答した層では、「ある程度避けられないもの」と回答した人が83.9%にのぼった一方、孤独を「まったく感じない」と回答した層では、8.3%にとどまった。
このことから、孤独を感じる頻度が高い人ほど、孤独を管理職にとって避けられないものと感じている傾向がみられた。

Q4. 孤独感は、管理職にとって「役割遂行のために、ある程度避けられないもの」だと感じますか。



40.7%が、管理職としての悩みやストレスを生成AIに相談

管理職としての悩みやストレスについて、ChatGPTなどの生成AI ツールに相談することがあるか尋ねたところ、「よくある」(15.7%)「ときどきある」(25.0%)の合計は40.7%だった。
孤独を「よく感じる」と回答した層では、生成AI に相談することが「よくある」(43.7%)「ときどきある」(21.8%)と回答した合計が65.5%に上った。一方、孤独を「まったく感じない」と回答した層では、生成AI に相談することが「よくある」(10.4%)「ときどきある」(4.2%)と回答した合計は14.6%にとどまった。
このことから、孤独を感じる頻度が高い人の方が、生成AI ツールに相談する機会が多い傾向がみられた。

Q5. 管理職としての悩みやストレスについて、ChatGPT などの生成AI ツールに相談することはありますか。


77.3%が、管理職の孤独を和らげるサポートを必要と回答

管理職の孤独を和らげるサポートの必要性について聞いたところ、全体では「とても必要」(29.4%)「まあまあ必要」(47.9%)の合計は77.3%だった。
また孤独を「まったく感じない」と回答した層でも、「とても必要」(22.9%)「まあまあ必要」(35.4%)の合計は58.3%となりました。
このことから、孤独を感じる頻度が高い管理職はもちろんのこと、孤独を感じる頻度が少ない管理職においても、管理職の孤独を和らげるためのサポートの必要性を感じていることが示された。

Q6. 管理職の孤独を和らげるためのサポートは、必要だと思いますか。


全体考察

管理職は、部下の育成や組織運営、経営層と現場との調整など、幅広い役割を担う一方、自身の悩みを周囲に相談しにくい立場に置かれることがあります。本調査では、多くの管理職が孤独を感じるとともに、孤独を和らげる支援を必要としている実態が明らかになりました。

パソナセーフティネットは今後も、管理職本人への相談支援に加え、管理職が孤立せず、安心して役割を担える職場環境づくりを支援してまいります。
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