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経営

2012.02.01

パソナグループ 農業生産・人材育成等を行う農業法人
『株式会社パソナ農援隊』本日営業スタート

農業分野での人材育成事業等を展開する株式会社パソナ農援隊 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 田中康輔、www.pasona-nouentai.co.jp) は、株式会社パソナグループから農業関連事業の譲渡を受け、本日2月1日より営業を開始いたします。

パソナグループは農業分野での雇用創出を目指し、2003年から新規就農者や農業経営者の育成に取り組んでまいりました。新規就農者の独立支援を行う「パソナチャレンジファーム」での実践的な実習を通じた人材育成のほか、兵庫県淡路島では東日本大震災で被災された方を対象に、農業を通じて被災地域での産業復興を担う人材の育成する取り組みを実施しています。また、全国の自治体から農業経営人材育成に関する事業を受託するなど、これまでに延べ1,500 名以上の農業人材を育成してまいりました。
そしてパソナグループは、農業従事者の高齢化、後継者不足といった従来からの問題に加えて、農産物の付加価値向上や国際競争力強化が喫緊の課題として浮上する中、より多くの農業人材を育成し、継続的にサポートする体制を強化するために「株式会社パソナ農援隊」を、昨年の12月に設立いたしました。

株式会社パソナ農援隊では、農業経営人材育成や農業経営コンサルティングに加えて、農産物の生産や加工品の企画開発、販路開拓のサポート事業を実施してまいります。また、農業人材の派遣・紹介などの人材サービスを含めた幅広い農業関連事業を通じて第6次産業化を推進し、農業振興と地域活性化に貢献してまいります。

【会社概要】

株式会社パソナ農援隊
代表者 代表取締役社長 田中康輔
設立 2011年12月1日 
※2月1日より、株式会社パソナグループで行っている農業関連事業が、株式会社パソナ農援隊に事業譲渡されます
所在地 東京都千代田区大手町2-6-4
事業内容
1.「パソナチャレンジファーム」を通じた農産物の生産・加工・販売事業
2.第一次産業経営者や新規就農者等を対象にした農業関連研修事業
3.農業生産法人等への農業経営サポート人材の派遣・紹介事業
4.農業事業関連企業に対するコンサルティング、各種サポート事業
5.施設管理事業(都市農園"アーバンファーム"運営、植物工場等)
資本金 100百万円
持ち株比率 株式会社パソナグループ100%
代表番号 03-6734-1260

【参考資料】パソナグループ「農業分野の雇用創出の歩み」

パソナグループは2003年より"農業分野"での雇用創出を目指し、他産業から農業分野に人材を流動化させる新しい仕組みづくりを行ってまいりました。

年代 取り組み 場所
2003年 農業研修「農業インターンプロジェクト」スタート 秋田県、青森県、
和歌山県、兵庫県
2005年 地下農園「PASONA O2」オープン 東京都 旧本社地下2階
2006年 大分県と就農支援事業にて提携 大分県
農林漁業金融公庫と提携  
セカンドライフの「暮らし」と「仕事」大学 青森県
セカンドライフ 農村体験ツアー in 岡山 岡山県
2007年 Agri-MBA 農業ビジネススクール"農援隊"開校 東京都
「農林漁業ビジネス経営塾」開始 全国各地
2008年 独立就農支援制度「パソナチャレンジファーム」スタート 兵庫県、栃木県
2010年 「農業経営参謀派遣」スタート 全国各地
「パソナグループ本部"アーバンファーム"」開設 東京都 本社
2011年 「ここから村」スタート 兵庫県
「東北復興・淡路島ファーム」開設 兵庫県

【パソナチャレンジファーム (2008年10月スタート) 】
本格的に就農、農業分野で起業したい人材を支援する農業ベンチャー支援制度。
農園「パソナチャレンジファーム」にて栽培技術だけではなく、実際の農業経営を学び、就農希望者一人ひとりが持つ得意分野を生かした独立就農者の育成及び農業関連会社の立ち上げを支援しています。
【ここから村 (2011年4月スタート) 】
音楽家などの芸術家が、プロとしての自立や独立就農を目指す人材育成プログラム。現在150名の若者が参加しており、芸術家に必要な企画力やマネジメントスキルのほか、農地でのOJT研修を通じて、新規就農に必要な基礎知識・技術を学び、"半農半芸"という新しい兼業スタイルで若者を育成しています。淡路島にて実施。
【東北復興・淡路島ファーム (2008年10月スタート) 】
東日本大震災で被災された方を対象に、農業を通じて被災地域での産業復興を担う人材の育成を目指す。現在16名が参加しており、社会人として必要なビジネスの基礎を習得するビジネス基礎研修や、農業研修では耕作放棄地を開墾し、塩害などに強いヒマワリや菜の花などを栽培。これらの種を食用油や燃料などに活用する技術を学び、地産池消による地域資源の活性化を促し、将来、被災地域の産業振興に役立ててもらいます。淡路島にて実施。
【パソナグループ本部 "アーバンファーム" (2011年3月スタート) 】
自然との共生をテーマに「社員の健康」「農業」「環境(エコ)」を考えた新しいオフィス。オフィスエントランスには水田をはじめ、天井や壁面には果物や野菜が実り、収穫したものは社員が食堂で食べています。また社員自身が分担して管理することで、緑を育むことの大切さ(エコ教育)を学んでもらうほか、「花や緑の空間」をオフィス内に提供することで、社員に癒しを与え、イキイキと活躍できる環境を整備しました。

 

報道関係の方からのお問い合わせ
株式会社パソナグループ 広報室
電話番号 03-6734-0215
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