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不要なデータの削除がCO₂削減と業務効率化を実現!

不要なデータの削除がCO₂削減と業務効率化を実現!

パソナグループは、3月21日に世界中で一斉に不要なデジタルデータを削除してデータ保存に伴う電力消費とCO₂排出の削減を目指す環境アクション「Digital Cleanup Day 2026」に賛同。3月15日~4月17日までの約1ヶ月間、グループ全体でデジタルデータ削減キャンペーンを実施しました!

今回は、環境マネジメント推進委員会より、パソナグループでGX推進を担当するパソナサステナビリティ 石田正則 社長と、本キャンペーンを推進したパソナグループ グループDX統括本部 副本部長 溝江由里子 執行役員にお話をお伺いしました。
 

Digital Cleanup Day 2026」とは
「Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)」は、エストニアのNGO「Let’s Do It World」が主催する国際キャンペーンです。毎年3月第3土曜日を中心に世界各国で、不要なメール、ファイル、アプリ、写真、動画などの「デジタルごみ」の削除し、個人や企業が「デジタルごみ」に対する認識を高め、デジタルデータを整理整頓することを目的とする世界的な取り組みです。

今年は、3月21日(土)が世界共通のクリーンアップデーとなり、日本では、NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPANの主催により、3月15日~21日までの1週間がアクションの期間とされました。

パソナグループでは、この取り組みの意義に共感し、より大きな効果を目指して社内キャンペーンとして期間を延長。3月15日~4月17日の約1か月間、デジタルデータ削除に取り組みました。

▼参考:Digital Cleanup Day ホームページ
https://worldcleanupday.jp/digital-cleanup-day/

メール1通の削除が、CO₂削減に

パソナグループでGX推進を担当するパソナサステナビリティ 石田正則社長に、「Digital Cleanup Day」アクションに取り組んだ背景をお伺いしました。


▲パソナグループ 環境マネジメント推進委員会
環境事業推進チーム リーダー
パソナサステナビリティ 石田正則 社長

パソナグループでは、業務の効率化や新しい価値の創造において、デジタル化は欠かせません。
一方で、皆さんに是非考えていただきたいのが「デジタルデータの裏側にある環境負荷」です。

 私たちが日々業務で使用する資料やメール、写真などのデータは、すべてデータセンターに蓄積されています。その膨大なデータを維持し、サーバーを24時間365日稼働・冷却するには多くの電力が必要となり、CO2が排出され続けています。

だからこそ、見えない「デジタルごみ」を減らすことが、環境への配慮につながると考え、今回の Digital Cleanup Day に取り組みました。

「とりあえず保存」をやめよう!

パソナグループでDigital Cleanupのキャンペーンを推進した、パソナグループ グループDX統括本部 副本部長 溝江由里子 執行役員にお話しをお伺いしました。


▲パソナグループ環境マネジメント推進委員会
パソナグループ グループDX統括本部 副本部長 溝江 由里子 執行役員


皆さま、「Digital Cleanup Day」へのご協力、ありがとうございました。皆さんのおかげで、たくさんの不要データが削除できました。

現代社会ではインターネットやデータセンターが支えるシステムによって年間9億トン以上のCO2が排出されていると推計されています。また、世界のCO2排出量の約3.7%がインターネット利用に関連しているとも言われ、生成AIの普及により、今後さらに増加すると予測されています。

その中で「デジタルごみ」を削除することは、CO₂排出量の削減だけでなく、端末やシステムの高速化、セキュリティ向上、コスト削減にもつながる、誰でもできる身近な環境アクションです。

特に私たちが陥りがちなのが、「とりあえず保存」「後で何かあったときのため」「証拠として残しておこう」という行動です。これらは一見正しく見えますが、結果として不要なデータが溜まり続け、業務効率の低下や管理コスト増加につながってしまいます。

身近な例を見てみましょう。



▲スマホ写真の「連写」によるデータの増殖

 


▲どれが最終版かわからない資料の保存

このような「とりあえず残す文化」は、個人レベルではストレージ不足や端末の動作低下を、会社レベルでは管理コスト増加や情報漏洩リスクを招きます。
デジタルクリーンアップに取り組むことで、環境負荷の低減に加え、より快適で安全な働く環境づくりにもつながります。


\今日からできる1分アクション/

データは目に見えませんが、決して「無料」で存在しているわけではありません。
目安として、4GBのデータを1年間保存すると、約2kWhの電力を消費し、約1㎏のCO2が排出されるとも言われています。

ぜひ今日から、次のような小さなアクションを始めてみてください。
•スマートフォンの「スクリーンショット」フォルダを見直す
•この3か月間、一度も見返していない写真や画像を削除する
•共有フォルダにある重複ファイルを整理する


ほんの少しの削除でも、立派なデジタルクリーンアップです。データを削除しても、皆さんの価値や成果が消えることはありません。ため込まずに整理することが、地球にも、働く環境にもやさしい選択になります。
「Digital Cleanup Day」の期間に関わらず、ぜひ出来る事からはじめていただけると嬉しいです。

パソナグループの取り組み結果発表!

3月15日~4月17日までの約1ヶ月間、不要なメール・写真(PC、iPhone等)削除・アプリ、共有フォルダ内のファイル・OneDriveのデータ等の削除に取り組み、多くの社員の皆さまに協力をいただき、たくさんの不要データが削除できました。

削除結果
・ファイルやサーバー内のデータ:約2.21TB
・メール削除件数:約130万件
・共有フォルダ内のファイル削除件数:約38万件
・その他写真や動画の削除件数:約12万件

\ アクションを実践した社員の声もご紹介! /

今までデジタルデータを保管する事が、環境に影響を及ぼしているという認識がありませんでした。今後は不要になったデジタルデータは速やかに削除し、少しでも環境に良い影響が出るように意識して行動をしていこうと考えました。

業務で撮影した写真を見返すと、連写をして同じような写真が何枚もカメラロールに保存されていました。今回のDigital Cleanup Dayを機にベストショットだけ残して削除しました。今回の活動をきっかけに日頃から不要なデータは削除するというアクションを実践していきたいと思います。

データ整理を行うことで、業務効率化を図れるだけでなくCO2削減につながることに気付きました。月1回のペースで定期的にデータ整理をしたいと思います。

不要なデータが、思った以上にストレージや環境に負荷をかけていることに気づきました。保存前に「本当に必要か」を一度立ち止まって考える習慣を身につけたいと思います。

データを削除することでパソコンの状態にも良い影響があると感じました。


リアルの環境保全アクションも!


▲パソナグループ 社会貢献室 富永由紀室長

パソナグループでは、今年も4月22日の「アースデイ(地球の日)」に合わせ4月11日(土)~5月10日(日)までを、『アースデイウィーク2026』と定め、国内外の約70地域で環境美化・保全活動を実施いたします。デジタル、リアルの両面から環境保全のアクションを起こしていきましょう!
活動日や詳細については、各エリアの社会貢献委員までお問い合わせください。皆さまのご参加をお待ちしております!

また、昨年のWORLD CLEANUP DAY 2025の取り組みについてはこちらの記事を是非ご覧ください!

「Digital Cleanup Day」をきっかけに、デジタルデータと環境とのつながりを考える機会となりました。一人ひとりの小さな行動が、地球にも、日々の働く環境にも良い変化をもたらします。Digital Cleanup Day の期間に限らず、ぜひ日常の中でも意識していきたいですね!