「World Cleanup Day」は毎年9月20日、世界中で一斉に地球を清掃する日です。
パソナグループは今年も、9月を『クリーンアップ月間』と位置づけ、国内外の約80拠点で清掃活動を実施しました。
今回は、NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPAN 代表理事の浅井孝夫さんに、第21期社会貢献委員の浅井彩さんと金奈緒美さんがインタビュー。
活動の成り立ちや世界的な広がり、そして今私たち一人ひとりが取り組む意義についてお話を伺いました。
一人ひとりの行動が生み出す、世界的なムーブメント

▲(左から)第21期社会貢献委員 パソナフォスター 営業本部 金 奈緒美さん
NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPAN 代表理事 浅井 孝夫さん
第21期社会貢献委員 パソナ 関東営業本部 浅井 彩さん
―まずは、World Cleanup Dayについて教えてください。

2008年、エストニアで9人の若者が立ち上がり、不法投棄されたごみであふれた森林をきれいにしようと国中に呼びかけ、クリーンアップ運動を行ったことが始まりです。
1日で5万人以上(エストニアの人口の約5%弱)が参加し、わずか5時間で1万トン以上のごみを集めました。
その取り組みは世界中へ広がり、昨年は190の国と地域で約2500万人が参加する世界的な環境アクションへと発展しています。
―清掃活動は様々な地域等で行われていますが、World Cleanup Dayならではの魅力を教えてください。
清掃活動自体は世界各地で行われていますが、World Cleanup Dayの特徴は、世界中の人たちが同じタイミングで行動することです。
自分の活動が地域だけでなく世界とつながっていることを実感できますし、小さな行動も多くの人が集まれば大きなインパクトにつながることを感じてもらえると思います。
―日本での活動はどのように広がってきたのでしょうか。

日本での初開催は2018年でした。当初は800人くらいの参加でしたが、SNSでの発信や各地域で活動している方々との連携を重ねながら少しずつ輪が広がっていきました。
現在では多くの企業や団体、個人の方々に参加いただいており、昨年は延べ30,294人の方に参加いただきました。
―2023年には国連の国際デーにも認定されましたね。

小さな市民活動から始まった取り組みが、国連総会で正式な国際デーとして認められたことは大きな意義があると思います。
一方で、それがゴールではありません。より多くの方に活動を知っていただき、一人ひとりの行動変容につなげていくことが大切だと考えています。
ごみを拾うだけで環境問題のすべてが解決するわけではありませんが、身近な場所をきれいにする行動を通じて、人々の意識や習慣に変化が生まれる可能性があります。
一人では小さな行動でも、多くの人が参加することで大きなインパクトにつながります。そうした変化のきっかけをつくることも、この活動の大切な役割だと思っています。
―パソナグループの取り組みについてどのように感じていますか。

パソナグループは全国の拠点を巻き込みながら、組織的に取り組みを推進されています。
各拠点の社会貢献委員の皆さんが中心となり、多くの社員の方々やエキスパートスタッフ、ご家族、さらには地域の企業様も巻き込んで取り組まれていることは、非常に特徴的で素晴らしい取り組みだと感じています。
そうした継続的な活動が、多くの社員の皆さんの参加につながり、「モビライズ賞」を3年連続で受賞されたのだと思います。これほど多くの方々が活動に参加し、
地域社会にも良い影響を広げてくださっていることに、WORLD CLEANUP DAY JAPANとして心から感謝しています。
パソナグループのWorld Cleanup Day
パソナグループの「World Cleanup Day」の取り組みについて、パソナグループ 社会貢献室 富永由紀 室長にお話しをお伺いしました。

パソナグループが「World Cleanup Day」にはじめて参加したのは2019年。当初は江の島・淡路の2拠点から始めた小さな活動でした。
現在では、グループ各社や海外拠点へも広がり、地域の皆様とともに、多くの方々に参加いただく取り組みになりました。
今年も、9月を『クリーンアップ月間』と位置づけ、国内外の約80拠点で清掃活動を実施しています。
日々、テレビや新聞で環境問題について取り上げられない日はありませんが、実際に街に目を向け、行動して、自分で感じて初めて、気づくことがあります。
このWorld Cleanup Dayをきっかけに、身近な環境に目を向けていただけたらと思います。
全国各地でご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

▲東京・南青山

▲兵庫・淡路島

▲シンガポール

▲北海道・札幌

▲長崎(Chubb 損害保険株式会社様と実施)

▲東京(パソナセーフティネット)
「地域をきれいにしたい」という身近な想いから始まった活動が、今では世界190以上の国と地域へ広がっているWorld Cleanup Dayの取り組み。
今回のインタビューを通じて、改めて一人ひとりの小さな行動が世界とつながる大きな力になることを実感しました。浅井代表、貴重なお話をありがとうございました。
本記事をきっかけに、身近な環境や地域とのつながりについて改めて考える機会になれば幸いです。