気候変動や異常気象、生物多様性の損失など、地球環境を取り巻く課題への関心が世界中で高まっています。企業にも環境への取り組みや情報開示が求められるようになり、環境問題は私たちの暮らしや経済活動と切り離せないテーマとなっています。
パソナグループは、人と自然、テクノロジーが共生し、人々が思いやりの心でつながる真に豊かな世界「NATUREVERSE」の実現を目指しています。
今回は、世界で進む気候変動への対策に加え、パソナグループが淡路島で実践する循環型社会の実現に向けた取り組みなどについてご紹介します。
この記事でココがわかる!3つのPOINT
1. パソナグループは、いつから環境問題に取り組んでいるの?
2005年から続く環境分野の取り組みと、グループ全体で環境経営を推進する体制をご紹介します
2. 「1.5℃」や「ISSB」「TNFD」って何?
世界で進む気候変動対策と、今知っておきたい環境キーワードをわかりやすく解説します
3. 淡路島で、どのように資源を循環させているの?
食物残渣を堆肥に変え、野菜づくりへつなげるパソナグループのサーキュラーエコノミーが兵庫県淡路島で実施されています
パソナグループの環境推進体制
パソナグループでは、2005年より環境問題に対する組織的な取り組みを推進しています。現在は、環境経営に関する方針や目標を定める「環境経営戦略会議」と、その実現に向けて具体的な施策を企画・推進する「環境マネジメント推進委員会」を中心に活動しています。
環境マネジメント推進委員会では、CO₂排出量の可視化や削減、働く環境の整備、環境保全活動の推進など、さまざまな取り組みを進めています。
世界で進む気候変動への対策
「1.5℃」が示すものとは?
世界の環境問題を考える上で、まず押さえておきたいのが「パリ協定」です。そして、気候変動への対策を世界各国が進める中、重要なキーワードとなっているのが「1.5℃」。パリ協定では、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて2℃を十分に下回る水準に抑え、1.5℃に抑える努力を追求することが掲げられています。
また、企業には、自社の事業活動が環境に与える影響や、環境の変化によって自社が受けるリスクを把握し、情報を開示することが求められるようになっています。
知っておきたい環境キーワード
「TCFD」と「ISSB」
世界の環境問題を考える上で、まず押さえておきたいのが「パリ協定」です。そして、気候変動への対策を世界各国が進める中、重要なキーワードとなっているのが「1.5℃」。パリ協定では、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて2℃を十分に下回る水準に抑え、1.5℃に抑える努力を追求することが掲げられています。
また、企業には、自社の事業活動が環境に与える影響や、環境の変化によって自社が受けるリスクを把握し、情報を開示することが求められるようになっています。
TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)
生物多様性をはじめ、陸・海・淡水・大気などの自然に関する企業の依存や影響、リスクや機会を把握し、情報開示につなげるための枠組みです。
パソナグループHPでも、気候変動への対応についてご紹介!
https://www.pasonagroup.co.jp/koken/tcfd.html
近年、環境への取り組みは、企業が自主的に行う社会貢献活動にとどまらず、経営そのものに関わる重要なテーマ。ESG経営の「E」(Environment=環境)の観点から、各企業が事業活動を通じて地球環境に与える負荷を抑制・軽減することが、近年さまざまな法制度等によって求められるようになっています。
例えば、2026年4月には改正GX推進法に基づく排出量取引制度が本格稼働し、CO₂の直接排出量が前年度までの直近3年度の平均で年間10万トン以上の事業者を対象に、移行計画の提出などが義務付けられています。
こうした企業の環境対応を支援するため、パソナグループでは、パソナサステナビリティによる環境経営支援サービスや、パソナ日本総務部による省エネコンサルティングサービスなど、幅広いサービスを展開しています。
パソナグループが地方創生・観光・ウェルビーイング事業に取り組む淡路島は、まさに自然との共生が求められる環境です。気候変動や異常気象は、野菜や魚の収穫(漁獲)時期などにも影響を及ぼします。
環境負荷の低い施設運営のため、例えばレストランなどから発生する食物残渣(ざんさ)や環境配慮型容器は店ごとに回収をし、大型コンポスターでたい肥化しています。さらに、そのたい肥を使って野菜を育てるサーキュラーエコノミー(循環型経済圏)の構築も進めています。こういった取り組みを行政機関から表彰いただく機会も出てきています。
環境問題は、企業や行政だけでなく、私たち一人ひとりの暮らしとも深く関わっています。世界で進む環境対策や日本の制度改革は、日々の生活や企業活動のあり方を少しずつ変え始めています。
パソナグループは、環境経営の推進と地域に根差した循環型社会づくりを通じて、人と自然が共生する持続可能な社会の実現を目指しています。今後も事業活動を通じて環境課題の解決に取り組み、未来へ豊かな地球環境をつないでまいります。
配信日:2026年10月29日(木)