新卒でパソナに入社し、営業一筋。現在は営業部門の責任者として約30名のメンバーを率いるパソナ 関東営業本部第1営業部長の平嶋沙也子さん。5歳と7歳の、2人の男の子を育てながら、部を牽引しています。
出産・育児を経て見えてきた仕事の面白さ、マネジメントへの変化、そして「挑戦し続けたい」という想いを伺いました。
人と関わる仕事がしたい。営業一筋で歩んできたキャリア
―パソナに入社したきっかけを教えてください。
もともと人が好きで「人と深く関われる仕事をしたい」と考えていました。就職活動を進めるうちに、人材サービスの仕事に関心を持つようになり、パソナで出会った方たちの雰囲気に惹かれて「こういう人たちと一緒に働きたい」と感じたことが入社を決めた大きな理由です。
入社して最初の5年は横浜支店で、関東営業本部の第1営業部に異動してから気づけば10年。クライアントやエキスパートスタッフの皆さまと向き合うことが多い営業職だからこそ、それぞれの価値観に触れ刺激を受けたり学びの機会も多く、いつも楽しく仕事をしています。マネジメントの立場になってからは、チームで成果を追いかけるところに、とてもやりがいを感じています。常に「足し算」ではなく「掛け算」の組織になれることを意識しながら、一人ひとりの得意なことを伸ばし、やりたいことができるチームにしていきたいと思っています。
育休を経て、限られた時間の中でも挑戦の日々
―2011年に入社して、8年目で1人目、その2年後に2人目を出産されました。
妊娠した時や復職した時には、様々な葛藤がありました。特に大きな転機となったのは、1人目の産休・育休から復職する際、「チーム責任者として戻ってこないか」と声をかけていただいたことです。勤務時間に制約があり、親が近くに住んでいるわけでもないので不安もありましたが、夫と相談しながら、パソナグループのライフサポート制度(ライフステージに応じて働き続けられるよう整備された制度)を活用し、周囲の方々の理解や協力のもと、何とかやりくりして、チャレンジさせてくれたことには大変感謝しています。
以前に比べて仕事にかけられる時間が限られる分、優先順位を明確にし、密なコミュニケーションを意識しました。子どもがいることで身軽に動けず、仕事を続けることに不安を感じる場面もありましたが、今では結果として仕事と育児のどちらにも良い作用があると実感しています。平日昼間は思いきり仕事ができているので、夜や土日はしっかりと子供と向き合おうと思いますし、自分自身の体験から、色々な思いを抱えながらお仕事をされている方の生き方や働き方にも思いを寄せられるようになり、この仕事に対するやりがいや深みを一層感じるようになりました。
―お子さんが1人の時と、2人の時では、かなり違うものですか。
2人目を出産した後の復職時は本当に大変で、1人がインフルエンザにかかり、治ったと思ったらもう1人がかかって、自分も体調を崩したり…。想像以上に調整が必要で、1人目でできていたことが、そのまま通用しない難しさがありました。
病児の時のシッターさんをはじめ、外部の保育サービスをいくつか契約し、また長期出張の時は、パソナグループの「パソナライフケア」や「クラシニティ」などのベビーシッターや家事代行サービスを利用するなど、その時々で必要なサポートを組み合わせています。その点、パソナグループでは働く女性たちを支える様々なサービスが充実しているのはありがたいですね。
子どもがいるから仕事をあきらめなければならないとか、出張ができないなどとネガティブにはなりたくありませんでした。様々なサービスを活用することで、子どもにも仕事にも前向きに向き合えるなら、私はその選択をしようと思いました。
子育て経験が、マネジメントの視野を広げた
―子育ての経験は、仕事やマネジメントにどのような影響を与えていますか。
すごく大きな影響があります。子育てを経験したことで、自分の視野が圧倒的に広がりました。エキスパートスタッフの皆さまも、それぞれの事情や想いを抱えながら働いているのだと、より実感を持って受け止められるようになりました。
特に気を付けているのは、「わかっているだろう」と思い込まず、言葉を尽くして齟齬なく伝えることです。子育てでは、子どもに自分が言っていることが全然伝わらず、思い通りに動かないことばかりです。その経験を通じて、仕事でも自分の考えや理由、期待していることを丁寧に伝えることが大切だと感じるようになりました。
―これからのキャリアや人生の目標について教えてください。
これからもずっとチャレンジし続けたいと思っています。これまで周囲に支えてもらいながら、多くの機会をいただいてきました。その経験を、これからどう還元していけるか…。そんなことも考えるようになりました。
また、子どもに対しては、仕事を楽しくしている親の姿を見せたいと思っています。子どもたちにとって、働くことや挑戦することが前向きなものとして伝わると嬉しいです。
パソナは、子育てをしているから、時間に制約があるからといって挑戦の機会が狭まることはなく、責任ある仕事を任せてもらえる風土があります。過剰に配慮されないところが、私にとっては支えであり、モチベーションとなっています。
今後は、子育てをしながら営業の現場で活躍するメンバーを増やし、互いにつながり、支え合える環境づくりにも取り組んでいきたいです。